刑事を辞職したサニーは収入を失い、暇を持て余し気味だった。といっても宝くじで当てた10億ドルはまだ残ってるので収入がなくても生活は可能だが、それでも何か収益を得ようと思っていた。
しかしサニーは再就職するよりも自分で何か始めようと思っていた。

皆で会議をして提案を聞くサニー。アムールは人のためになる仕事、ルージュは食べ物屋、フローラは花屋、ソレイユは壊れたものの修理、マイケルは様々な需要に応えられる仕事を提案した。サニーはどれも興味があるが、さすがに全部やるのは難しいはず。とりあえずは決まり次第発表を念頭に一旦解散した。

全ての提案を見返すサニーだが、どれにするか迷っていた。できることなら全員の意見を尊重したい、そう思うサニーは苦悩した。
そんな中アムールはあることに気付いた。

「人のためになること、様々な需要に応えられるは使えるのではないでしょうか?」
アムールの一言でサニーはすぐに思いついた。

そして再び会議を開き、サニーは何でも屋を始めることを発表した。何でも屋であれば全ての提案に対応できるのだ。
サニーの提案に全員が賛成すると今度は社員を募集した。マイケル一家は仕事や家庭の都合で入らないが、サニー達をサポートする役回りを担うことになり、サニー、アムール、ルージュが社員という形になった。こうして事業に向けて大きく前進したが、肝心の店名がまだ決まっていなかった。

どんな店名がいいか提案すると客が幸せになれるような店名や良い日常に関係するものがいいという意見が出た。これらを基にサニーはハッピーライフにしようと考えた。これには一同太鼓判を押し、サニーは自宅で何でも屋ハッピーライフを開業したのだった。

終わり

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